京都府SCM推進フォーラムは、
京都府産材の安定供給・需要拡大を目指しています。
「京都府の川上から川下を繋いで京都府産材の安定供給体制を作る」ことを目指して、(一社)京都府木材組合連合会と京都府森林組合連合会が協力し、京都府サプライチェーンマネージメント推進フォーラム(京都府SCM推進フォーラム)を立ち上げました。
木材SCM支援システム「もりんく」を活用して、川上・川中・川下の事業者が木材需給情報を共有化し、「マーケットイン」の取り組みを進めることで、流通コストを削減し、京都府産材がより使いやすくなります。
需要予測に基づく、計画的な生産・供給を実現します。
木材SCM支援システム「もりんく」は、必要な受給情報をデータベース化し、情報の一元管理により木材流通の効率化を実現することができます。
木材SCM支援システム「もりんく」の概要
木材SCM支援システム「もりんく」は、川上・川中・川下を繋ぐ、クラウド情報プラットフォームです。
京都府SCM推進フォーラムに参加していただいた事業者様には、「もりんく」の最新情報や使い方講習会等の役立つ情報をお届けいたします。
主な機能
- 需給情報の共有・検索・発信機能
→手に入れられる木材の検索
→自社の強みを顧客へ情報発信。 - 事業者感でのグループ作成機能
- 事業者・グループ間のコミュニケーション機能
例えば・・・
ケース1
特殊材の新規仕入先を探す場合
従来
知り合いの業者に電話したり、インターネットで検索したり、電話とFAXで見積もり依頼したりと、手間がかかっている。
システム導入後
掲示板機能を使い、工務店等の事業者に新商品をPR。また、興味のありそうな会社を検索し、商品情報の通知を行う。画像などで製品情報を伝えることも可能。
「マッチング(プル型)」機能により実現!
ケース2
自社の商品を売り込みたい場合
従来
新しい商品を開発したが、どこの会社が興味があるのか分からない。新規の売込先を探したいが、そもそもどんな会社があるのか分からない。
システム導入後
掲示板機能を使い、工務店等の事業者に新商品をPR。また、興味のありそうな会社を検索し、商品情報の通知を行う。画像などで製品情報を伝えることも可能。
「マッチング(プッシュ型)」機能により実現!
ケース3
合板工場への納材グループを形成する場合
従来
県森連などが複数の納入業者に対して、電話やFAXやメールで進捗状況を都度確認している。
システム導入後
複数業者が情報を入力することで進捗状況をリアルタイムで把握できる。
「コミュニケーション」機能により実現!
ケース4
空きトラックや帰り荷トラックを探したい場合
従来
知り合いの業者に電話するも、空き便が見つからない。また、先の予定もつかめず。手配に手間を要している。
システム導入後
システム上で運送業者を検索。運送業者とグループを作り、配送スケジュールや帰り荷の状況について、情報の共有を行える。
「マッチング」「コミュニケーション」機能により実現!
ケース5
見積もりから納品まで
「アプリケーション」機能により実現!